ECサイト構築サービスを提供させていただいてる身ですので、ECについての書籍については、常にチェックするようにしています。
今回は、今月発売のEC関連書籍のご紹介です。
出版社サイト:楽天のベストショップ経営者が教える Eコマース成功の条件

楽天のベストショップ経営者が教える Eコマース成功の条件
この本の特長としては、ECに関わったことのある人なら、一度は必ず聞いたことのある現役ネットショップ運営者3人の生の声を聞くことができることです。
- 桃源郷代表 大橋 淳 氏
- アンジェ代表 洞本 昌明 氏
- 北国の贈り物代表 加藤 敏明 氏
桃源郷:http://www.rakuten.co.jp/tougenkyou/
アンジェ:http://www.rakuten.co.jp/tougenkyou/
北国の贈り物:http://www.rakuten.co.jp/snowland/
Eコマース成功の条件 目次
ECというと様々な知識が必要になってきますが、この本では、ECで成功するための条件を下記の11の視点で分析することで、自分が欲しい情報から読むことも可能です。
- プロローグ:ネットショップ起業の原点
- 成功の条件1:売るための集客方法
- 成功の条件2:魅力を伝えるキャッチコピーとは
- 成功の条件3:売れるページデザインの秘訣
- 成功の条件4:顧客満足度を最大化する仕組み
- 成功の条件5:売れるメールマガジンの書き方
- 成功の条件6:人気店の販売テクニック
- 成功の条件7:新規店舗立ち上げの考え方
- 成功の条件8:社内システム構築のポイント
- 成功の条件9:ブランディング戦略のポイント
- 成功の条件10:売れる商品企画のポイント
- 成功の条件11:スタッフマネジメントの要諦
内容としては、上記の各条件ごとに、ショップのケーススタディを述べていく形式が採用されています。
3人の著者は、ネットショップを始めた経緯・環境、ネットショップにおける商品企画のスタンス・デザインの考え方、またスタッフの管理の考え方などで、特長がでており、成功している店長であっても、成功への条件が必ずしも「共通」しているわけではありません。
このことで、読者側としては、自分自身や運営しているショップにもっとも近い著者のケースを選択できるというメリットがあります。
また、一段上に立ち、3者(社)を並列に分析することで、鉄板ともいえる、「共通」条件も読み取ることも可能です。
著者ごとの内容
成功の条件について、それぞれの項目単位では触れませんが、それぞれの著者のこの本での色について触れておきたいと思います。
Case1.桃源郷代表 大橋 淳 氏
大橋氏が書いている内容の主軸は「ユーザーからの視点」です。
例えば、第6章「人気店での販売テクニック」では、桃源郷の特長でもある”オークション”について、オークションに適している商材をユーザーの行動心理から解説されています。
Case2.アンジェ代表 洞本 昌明 氏
洞本氏が書いている内容の主軸は「マーケティング論」と表現することができます。
例えば、第2章「魅力を伝えるキャッチコピー」の中で、”ベネフィット”とネットショップの商品ページの関係について、平易に解説されています。
また、その他の章でも、ネットショップ固有の考え方をテーマとせず、ネットショップ以外にも通用する、もしくは他のビジネスと比較してのマーケティング論として解説されているのが特長でしょう。
Case3.北国の贈り物代表 加藤 敏明 氏
加藤氏が書いている内容の主軸は「ネットショップ運営論」ということができます。
例えば、第1章「売るための集客方法」では運営者側の視点で厳密な効果測定を行うやり方が平易に解説されています。
全章を通して、ショップ運営経験の浅い運営者向けに心構え・すぐに取り入れることのできるノウハウが書かれています。
3者が並列に書いている以上、内容が重複している箇所が見受けられるのも事実なのですが、編集者の方針か、自然とこうなったのかは不明ですが、上記のようにある程度の方向性をもって書かれており、その点、ショップ運営の経験がある程度ある方は洞本氏のケースを中心に、経験が浅い方は加藤氏のケースを中心に読み進めることも可能です。
もちろん、現役店長のノウハウが詰まっていますので、全体を通して、読了されることをオススメします。
ネットショップだけでなく、商売において大事なこと
そして、最後に触れないとダメなのは、最大の成功の条件は「商いの原点」にあること。
例えば、本書では取り上げられていませんが、e-CRMの世界においては「RFM分析」などの基本的な手法から、もっと複雑なCRM概念があります。
しかし、そうしたものよりも「もっと大切なものがある」という信念が著者の皆さんに共通された想いとして読み取れます。
したがって、ネットショップを運営していないビジネスパーソンでも、一つのビジネス書として、オススメすることができます。
おまけ
個人的に残念だったのは、アンジェさんの代名詞であるメルマガについて、もう少しページを割いて欲しかったなぁーと。
裏話などもいろいろと書いてあれば、EC業界の人の満足度はより高まった感じはしますね。
全体的に読みやすく、年末年始休暇の読書としても、最適だと思いました。

楽天のベストショップ経営者が教える Eコマース成功の条件

今年のヒット商品のひとつになっている小型・軽量のノートPC(最近ではネットブックと呼ばれています)
先陣を切って販売していたのは台湾のASUS(アスース)という会社なのですが、国内メーカーの東芝が、ネットブックを新たに販売するようです。
ネットショップの運営の中には、いろいろな仕事があるわけですが、それぞれ用途に合うパソコンは分かれルカと思います。
たとえば、下記のような感じで。
- 画像を扱う仕事=性能のいいパソコン
- 個人情報を扱う仕事=社内に置かれたセキュリティの高いパソコン
そうした中、当然、「早くお客様に情報を届けたい」という仕事もありますので、そうした場合は、このような小型・軽量のパソコンの活用もいいのかもしれません。
たとえば、商材の買い付けとかで、掘り出し物があった場合、帰社する間に”メルマガ発行”でセールの予告をしたりということがよりいっそう容易に行える環境が整ってきたのかもしれませんね。
ECを運営してる会社のWebマスターにとっての仕事は、いろいろと多岐にわたります。
おおまかに一日の流れをあげてみましょう。
【午前】
- メールの受信
- 問い合わせメールへの返信・電話
- 受注確認メールの送信
- サイト内更新
【午後】
- 商品のピッキング・梱包
- 送り状印刷
- 商品の発送
- 発送案内メールの送信
- 入金の確認
- 入金確認メールの送信
日課的なレギュラー作業だけをあげてみても上記があるかと思います。
もちろん、ネットショップの中で、お金に関わる部分は内政化になるかと思いますが、売上規模が大きくなり、EC部門が大きくなれば、倉庫内の管理・作業は外のベンダーへと出すこともひとつの手段として検討の余地があります。
それと同じで、商品の登録・サイトの更新についても、「外注に出す」・「社内でやる」のいづれにせよ、一長一短がありますが、つど運営者の考えなければいけない点です。
ECサイトにとってのWebマスターという視点については、今後もこのブログで触れていければと思います。

ネットショップを新しく立ち上げる際の悩みについては、たとえば、
- システムを何にするか?
- デザインを何にするか?
- 開店時のキャンペーンを何にするか?
などがあげられます。
開店時の多くの悩み(たとえば上で上げたようなもの)は、オープン後も常に改善・検討して育てていくものとして念頭においておかないといけないもの ですが、順調に売上があがるようになってから増えていくものとして、いわゆる”変動費”の管理が悩ましい問題としてあがってきます。
対象が”モノ”である仕入れ・在庫管理は比較的楽かもしれませんが、対象が”ヒト”であり、なおかつ関わる人が複数人である”パート・アルバイト”の管理には結構手を焼くケースも多いと思います。
そうした際に、アルバイトが携帯から申請を行え、社員がPCから管理を行えるシステムの導入はトータルで見た際に非常に大きな効果を埋めるかもしれません。
シフター(ciftr)
基本的には、居酒屋などの飲食業、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどの小売業、カラオケボックスやパチンコ店などのアミューズメント業、ま た一般企業での事務など、アルバイトやパートを常に雇用する必要のある幅広い業種向けのサービスなんだと思いますが、ネットショップの運営においても、ひ とつの選択肢かもしれませんね。